こんにちは。木下賢一です。
自分ブランドを確立して、営業しなくても仕事が入ってきたらいいな、とお考えではありませんか?
今回は「無名の個人」が自分ブランドを構築するためにやるべきことをお伝えします。
卓越した存在になる基本戦略
卓越した存在になる基本戦略を3つのパートに分けて解説します。
1-1「無名の個人」が自分ブランドを構築するためにやるべき、たった1つのこと
1-2 パーソナルマーケティングを成功させる3つのポイント
1-3 パーソナルマーケティングとパーソナルブランディングの違い
順に見ていきます。
1-1「無名の個人」が自分ブランドを構築するためにやるべき、たった1つのこと
結論から言うと「自分を商品とみなす」となります。自分を客観視してプロデュースします。
自分の市場価値を高める方法
カスタマーサクセスという概念があります。日本語でいうと顧客の成功です。自分を商品とみなしたとき「それは誰の役に立つのか」をお考え下さい。対象顧客は個人なのか法人なのか、そして対象顧客の「成功とは何なのか」。その成功に対し、あなたはどのように貢献できるのか。客観的になればなるほど市場価値を高めやすくなります。
パーソナルマーケティングとは自分を商品化してどう売るかという話です。マーケティングとは「販売活動をしなくても顧客が行列を作るようにする仕組み作り」とお考え下さい。
1-2 パーソナルマーケティングを成功させる3つのポイント
パーソナルマーケティングを成功させるポイントは次の通りです。
①自分の強みをはっきりさせること
②独自の貢献を確立させること
③しっかりビジネス化すること
順に見ていきます。
①自分の強みをはっきりさせること
自分の立ち位置をはっきりさせなければなりません。顧客が「〇〇ならあなた」とすぐに思い浮かべられるようにポジショニングします。そのためには次の問いが重要です。
基本クエスチョン
・あなたの卓越した才能は何ですか
・なぜ、その才能が卓越しているといえますか
・あなたはどこにカテゴライズされますか
・「〇〇の何々」あなたを一言で言うと〇〇は何ですか
いかがでしょう? 結構難しくありませんか?
おそらく90%の方は自分の卓越性が何なのかわかっていません。だからこそ見つけ出した方にはチャンスがあります。その他大勢から抜け出すことができます。そこにパーソナルマーケティングに取り組む価値があります。
②独自の貢献を確立させること
独自の貢献とはあなたにしかできないソリューションの確立です。誰かの役に立とうと意識することがマーケティング発想ですので「貢献」という言葉がとても大切です。ちなみに、顧客の理想と現実の架け橋となり、願いをかなえることがビジネスです。
パーソナルマーケティングに失敗する例
・自分の言いたい事ばかり言う…それは貢献ではありませんよね。
・インプットと経験が足りない…バージョンアップと鍛錬が必須。
・中身に釣り合わないブランド…中身がないと信用されません。
仕事の多くは人助けです。あなたが助けて差し上げる。そういうポジションを確立しましょう。
③しっかりビジネス化すること
いい人で終わらないようにしましょう。あなたの行いには価値があります。ボランティアで良いのならそれで結構ですが、多くはボランティアではないはずです。お金がもらえるようにしっかりとビジネス化します。
例えば、お金に対するメンタルブロックを外すのに私は15年かかりました。「料金はいいですよ」「安くしますよ」とつい言ってしまう自分を改善するのにとても苦労しました。ある人は請求業務の苦しみから逃れるために法人化しました。心理的に法人ほうが料金を請求しやすくなります。参考まで
パーソナルマーケティングの目的を常に持ちましょう。あなたが高く売れれば、家族をもっと幸せにできます。
1-3 パーソナルマーケティングとパーソナルブランディングの違い
マーケティングとは先ほどご説明しましたように「(あなたが)販売活動をしなくても(あなたの商品を売ってください!と)顧客が行列をつくる」仕組み作りを言います。ですのでパーソナルブランディングはパーソナルマーケティングの一部となります。
自分をよく見せるパッケージングはとても重要です。しかし気を付けたいのは、世の風潮が、物は良くないのに外装でごまかそうとしていることです。ブランドとはそもそも「約束」であり「信用」です。顧客の成功の約束こそが強力なブランディングです。
しっかりとしたマーケティングプランがあってこその、ブランディングなのです。
まとめ
「無名の個人」が自分ブランドを構築するためにやるべきたった1つのことは、自分を商品とみなし、マーケティングを行うこと。