個人事業のネット集客ステップ2
「あなたの事業所が選ばれる理由をはっきりさせる」
なぜお客様があなたの事業所を選ぶのでしょう?
一緒に見ていきます。
お客様があなたの事業所を選ぶ理由は何か?
お客様の世界はいつも半径20m。自分、子ども、仕事、日々忙しく、興味がないものはすぐにスルーします。だからこそ「なぜあなたのお店を選ばなければならないか」をお伝えしなければなりません。すぐに次に行ってしまいます。
強みを磨く
強みはご自身の事業所・お客様・ライバルという3つの視点で考えます。そこに世界の視点を取り入れるとさらに魅力的な強みとなります。早速、強みの見つけ方を見てみましょう。
1.自分 目線で強みを見つける
ご自身の棚卸を行いましょう。好きなこと・得意なことというジャンルはここに該当します。技術的なもの以外に性格、思想、思考、容姿、世界観などもお客様にとっては魅力の一つになります。
2.お客様 視点で強みを見つける
ニーズという視点
お客様が求めているかというニーズを把握しなければなりません。
例えば売り手がお客様がネットだけですべての手続きができるようにと受付をすべてネットだけにしたとしましょう。しかしそれは不便です。お客様が電話で詳しく伝えたくてもそれができない。そうなると「もういいや」となります。つまり売り手の感覚とお客様のニーズが一致していないのです。
ウォンツという視点
生活の中で心から欲しくはないのだけれど、購入せざるを得ないものは「できるだけ安く買いたい」と思うのが私たち「ヒト」です。一方、ゴルフクラブやテレビゲームは、特に無いなら無いで困らないのですが、欲しいと思わせる魅力があると高く売れます。あなたの商品やサービスを考える際にウォンツがないか是非お考え下さい。
3.ライバル 視点で強みを見つける
あなたの会社の強みを考えるにあたって、まずはその他大勢との相対比較によって勝っていることを見つける必要があります。値段が安い、品質が良い、速い、誠実、近い、営業時間が長い、デザインセンスがよい、など
4.世界視点で強みを見つける
世界視点とはわかりやすく言えば常識を超えた社会貢献性。個人思考の最上位版。社会起業と言われる形態です。よくわからないと感じた時はスルーOKです。まずは上の1~3「ご自身の事業所・お客様・ライバル」の視点で考えると良いでしょう。
多くの個人事業は、強みが強みになっていない
多くの個人事業所ではその強みは強みとなっていません。自分で考えた自分の事業所の強みは、お客様から見て、実は全く魅力的ではないということが多いのです。
まずは自分が思うようにやってみる。
強みを見つけたらトコトン自分が思うようにやってみることです。で、上手くいかない時は、あなたが「それをするのは楽だけどあまり気が進まない事」をやると好転します。
まとめ
①お客様は忙しいので考えないようにしてあげる
②強みの見つけ方にはパターンがある
③自分が最も気乗りしない事が起爆剤