こんにちは。木下賢一です。
あなたの会社が提供する無料または低価格の商品・サービスと、お客様の個人情報をいかに交換するかがネット集客の鍵を握ります。見込み客が抱える悩みや課題を解決する情報や体験を、いわば体験版・お試し版として提供することが一般的です。
無料でこんなに素晴らしいのであれば「有料はもっと素晴らしいにちがいない」と感じてもらうもの・サービスをまずはお客様に提供します。
ここでは顧客情報獲得のための5つの手法をお知らせします。
とても大事な話です。
体験・お試し版の作り方には公式があります。
①まずは価値提供する内容を決定します。
例…調査レポート、ノウハウ、事例、診断、相談、サンプル商品
②次にその内容をどのようにまとめ、どのように提供するかを決定します。
例…小冊子、PDFデータ、DVD、音声や動画、体験
③上記①②をお客様の好みや行動をもとに統合します。
例…士業が行う無料相談、コンサルタントの無料セミナーや最新レポート、カウンセラーのお試しカウンセリング
体験・お試しだけで終わらせない。
体験お試し版については手抜きは厳禁です。出し惜しみ・思わせぶりも厳禁です。
お客様を裏切らないように、誠実に、それこそ持っている力の120%を出し切るぐらいで臨みます。
一時期、小冊子が流行ったことがありました。今はPDFが主流となりつつありますが、たとえば高齢者向けのお試し商品であれば今もなお小冊子のほうが有効です。
高齢者向けの小冊子は、読了後、友人に手渡されることも十分に考えられます。大切なのは見込み客にスムーズに申し込んでいただけること・適切な提供・期待を裏切らない内容です。
魅力的なお試し・体験版を作る5つのポイント
①お金を出してでも欲しいものを無料にする
たとえばスマホの本体を無料にする、パソコンを無料でプレゼントするなどに通じる手法です。
②見込み客の50%以上が「それが欲しい」というものにする
売り手の視点ではなく、お客様(特に見込み客)の視点で徹底的に考えなければなりません。
③絶対に手抜きしない
無料でこんなに価値があった。そこで1万円の商品を買ってみると10万円の価値があった。ならば次に30万円の商品を買ってみよう、という流れを作り出すのです。
④言葉を駆使する
ネーミングはお金のかからない商人の武器です。言葉を制することができればあらゆるものを売ることができると言っても過言ではありません。
例 頭が良くなる記憶術 →10分で本を読み記憶する、東大式記憶術 初回無料相談 →愛人の弱点がわかる通常6,000円の離婚相談を今だけ無料 初回限定お試しカウンセリング →施術10秒で鼻呼吸が一気に楽になり身体がぐにゃりと緩む腰痛に効く癒しカウンセリング(限定1日先着3名様、無料)
⑤お試し・体験版を告知する専用のページを用意する
お客様の好みや行動を分析し、そのうち客を今すぐ客に導き、お客様の目の前に「はいこれをどうぞ」「次はこれです」と、あなたがその道のプロとしてお客様を幸せに向かって手引きするのです。
まとめ
①お金を出してもいいと思うものを無料にする。
②体験・お試し版の作り方には公式がある。
③魅力的な体験・お試し版にはチェックポイントが5つある。